八方美人やめたい【なかなか性格は変えられない】ことへのささやかな対策

2021年11月21日

八方美人をやめたい私がささやかない対策をしていることを書いています。こんにちは。コカムです。私は八方美人気味でお調子者なところがあり、本音が言えず困ってしまうことがあります。よく曖昧な態度をとるので、本当に親しい人から「本当はどう思っているの?」と訝しがられることも。人に合わせてばかりでなく、自分の意思を白黒はっきり表明したい・・・。そう思考錯誤しても性格ってそう簡単には変えられないんですよね。

今回の記事では八方美人に見える自分に悩む人の心が少しでも軽くなれる(かも知れない)対策を書いています。私と同じく悩んでいる方、自分の性格と折り合いつけながら楽しく暮らしたいですね。

八方美人の言葉の意味は?

八方美人という言葉は、「美人」とつくからいい意味、と捉えている人はいないでしょう。「あの人、八方美人だよね」と言うときはだいたい悪口が多いものです。goo辞書によると八方美人は下記の意味です。

だれに対しても、如才じょさいなく振る舞うこと。また、そのような人。どこから見ても欠点のない美人の意から。▽「八方」はあらゆる方向。この言葉は、悪い意味で用いられることが多い。

goo辞書より引用

どうして八方美人に見える人になってしまうのか

八方美人はみんなにいい顔をしてしまう人のことです。どうして八方美人な立ち振る舞いをしてしまうのか自分を例に理由を考えてみました。(人に共感するあまり八方美人な態度をしてしまう不器用な人向けに書いています。)

悩む人

八方美人な振る舞いをしてしまうことには
理由があるんですよ。はい。

トリ先生?

八方美人な人って器用で得しているイメージです。
が、実際には不器用で色々な人に共感し、
ストレスが溜まっている人が多いのでは?

八方美人な態度をしてしまう理由

・自分に自信がないから。
・人に嫌われるのが怖いから。
・みんなにいい顔をするほうが楽だから。
・みんなの気持ちがわかってしまうから。

本物トリ先生

上の理由をひとつずつ見ていくよ!

八方美人になる理由【自分に自信がないから】

私が八方美人になってしまう理由は自分に自信がないからだと思います。自分に自信が持てなく自分が好きになれないから、多くの人に繕った自分を見せて好かれていたいという思いがあります。自信のなさの裏返しが愛想の良さに変わって表れてしまうのです。

八方美人になる理由【人に嫌われるのが怖いから】

自信のなさにも通じるのですが、人に嫌われるのが怖いと思っていると愛想をふりまく八方美人になるのかも知れません。実際私は自分の苦手な人にさえ嫌われたくないと思うことがあります。それは人の気持ちを読みすぎる繊細な気質によるものと言えます。どうしても人の負の感情を読み取ってしまうため気まずくなりたくなくて、相手のご機嫌をとってしまいます。

八方美人になる理由【みんなにいい顔をするほうが楽だから】

八方美人な人は誰にでもいい顔しいな態度が板についています。多くの人に嫌われないよう柔軟な対応をすることが癖になっているのかも知れません。はい。結局は自分が楽なスタイルが八方美人だったということです。これってつまり自分のせいでもありますね。

ここぞと言う時にはっきりものを言ったり、強い態度に出てみたいですが、つい本音をオブラートに包みまくって話し、結局自分でも何が言いたいかわからなくなることも多々有り。あと気を遣っていつもニコニコしてしまいます。八方美人をやめたいけど続けているのは他ならぬ自分と反省する気持ちもあります。

八方美人は自分のせいでもある

・八方美人になってしまうのは自分が楽をしたいためでもあるかも?
 つまり自分が選んで八方美人な態度をしているので「自分のせい」でもあります。

八方美人になる理由【みんなの気持ちがわかってしまうから】

八方美人な人はみんなの気持ちがわかってしまうためその場に合った対応します。みんなにいい顔をする、というよりは、人と場に合わせた態度をとってしまいます。例えば落ち込んでいる人がいたら声をかけますし、怒っている人がいたら話しを聞きます。その人の気持ちに沿った行動をしているつもりが「みんなに同調している。自分がない。」と取られることがあります。

また、いい人ぶっていると思われたり、媚びていると揶揄されることも。もしかしたら人と場に合わせたつもりが自分の独りよがりな行動になっているかも知れないですよね。感情で動くより一歩立ち止まって相手と自分のためになる行動を心がけたいです。

八方美人はどうして困るのか?

八方美人で困る理由、それは自分の気持ちが言えないことがあるからです。私は友達から「あまり周りに合わせていると自分の大事なものを守れないよ」と言われたことがあります。事実、言いたいことや自分の意見を飲み込んでしまい、知らずに無理をし、ストレスが溜まります。

会社でも家でも一日中周りの人の話しの聞き役になっていることがあり、空気を読んで嫌な役を買って出てしまいがちです。また、話しに相槌を打っていただけなのに諍いに巻き込まれたり、どちらの味方につくかと問われたりします。つまり損をする機会も多いと思っています。

八方美人だから嫌われることもある

人の顔色を見て行動してしまう癖=八方美人が誰にでも好かれるとは限りません。良かれと思った態度がかえって人から信用されず嫌われることもあります。誰にでも同調していると自分の意見がないように見えたり、はっきりしない曖昧な態度は何を考えているかわからないと思われたりするためです。

また、人によってコロコロ意見を変えることはしないように気をつけています。あまりにあからさまに人に合わせた意見を言うとあとで墓穴を掘ることになりますので注意が必要です。

八方美人やめたいけど性格はなかなか変えられない

八方美人で困ることと、八方美人がかえって嫌われる?ことも見てきました。私は何度か八方美人に見える態度を改めようと行動しましたが、今さら誰かに毅然とした対応をとると疲れて後悔します。「今日から正しくないこと、意に沿わないことにはNOと言おう。愚痴は聞かないぞ。」と決意しても、目の前の人の愚痴に結局最後まで付き合ってしまいました。そうです。性格は突然変えられないのです。

八方美人であるストレスと、はっきりした態度を取ることによるストレスどちらもあると感じます。結局自分が楽な態度を選んでしてしまい、負のループに陥ります。

性格は変えられないからできる対策を考えて
実行してみました。

トリ先生

こんな時はこうする、と心の中で予め決めるているだけ
でも楽になることがありますよ。

【合わせて読みたい】

大事なものに順位をつけよう【対策】

性格は変えられないとしたら。自分が生きている時間には限られているので大切なものに優先順位をつけるしかありません。周りの人も大切だけど自分が大事にしたいものはしっかり守らなくてはと思うのです。八方美人は都合が良い人と思われて他者から時間を搾取されたりします。

他人に合わせてばかりの時間を過ごすより自分が作った家族や、やりたいこと、大切にしたいことに時間を使いたいです。そのためには優先順位の低い事柄は妥協することにしています。

(例えば仕事中は、会社の人とある程度の意見のすり合わせは必要、と割り切り意見が違うときもはなるべく譲歩する。しかし家庭の優先順位が高いとすると、休日出勤や残業はあまりできないためその点はきっぱりと断わるなど。)

大事なものに順位をつけよう

・自分の生活の中で優先順位をつけよう。
・優先順位が低い事柄は妥協してもしかたないと割り切ろう。
・譲れないところは妥協せず断ろう。

なるべく本音も言ってみよう【対策】

取り繕った自分で相手に好かれても嬉しくありませんし、本音が言えない相手と過ごしてもストレスが溜まります。そのためなるべく本音を織り交ぜて話す訓練を始めましょう。学校、会社、保護者会、友人、家族いろんな場面がありますから、本音だけ言うと絶対問題がおきますが、正直な気持ちを少しずつ伝えてみましょう。

相手を不用意に傷つける必要はなく、自分の思いを柔らかく伝える努力をするだけでいいのだと思います。私もなるべく本当の気持ちを表明するよう心がけています。(言えないことも多いですが)その積み重ねがいつもいい顔ばかりしてしまう自分を変えることに繋がるかも知れません。

なるべく本音も言ってみよう

・必要な時は本音も少し織り交ぜよう。
・人傷つけず柔らかい言葉で自分の思いを伝えよう。

嫌われる勇気を持とう【対策】

好かれたい思ってした行動が嫌われることもありますし、人の好みは千差万別です。人の目線ばかり気にして行動しても自分のためにはならないから、ありのままの自分でいたいもの。(私もそうわかってはいますが・・)そのため自分の信念のまま行動して、嫌われても仕方ないと思うようにしています。

嫌われる勇気を持つことができれば、少しだけ世の中が生きやすくなるのかなとは思います。千里の道も一歩からを信条に歩んでいきます。

嫌われる勇気を持とう

・人にどう思われるか、周りに合わせた行動をせず自分が好きになれる自分でいよう。
・嫌われる勇気を持とう。(難しいですけど)

自分を知り自分軸を持とう【対策】

人に合わせてしまい八方美人に見える人は自分の主張があまりないのかも知れません。許容範囲が広く、寛大な人のように思われますが、単に自分をわかっていないことも。私もその傾向があり、たまに自分としっかり向き合う時間を作るようにしています。するとおのずと自分軸が定まり、他人と合わせられることとそうでないことが見えてくることもあります。

譲れないことは譲れない、という思いを持ち必要なときはきちんと行動できる人になりたい。そのために自分と常日頃から向き合っていたいです。(自分の希望や悩みも日々変化していきます。それを整理し、紙に書くなどして自分を向き合う作業をしています。)

自分を知り自分軸を持とう

・今の自分と向き合い自分を知ろう。
・自分軸を定めることで、行動も決まることがある。

以上4つが私がしているささやかな対策でした。
イエスマンの八方美人から今は少し抜け出せました。

が、まだまだ変われませんけど気長にいきます。

思いつめず日々前向きに

イラスト八咫緑

八方美人な振る舞いになりがちな自分に悩んでいることとしている対策について書きました。

私は今不惑の?40代になりました。20代の頃より繊細な心の持ち主でなくなってきたと実感しています。(何はなくても生きている経験値が上がり図太くなります。見た目は衰えますが 笑)今日悩んでいることも明日には何とかなるものだとがわかり、年を重ねて少し生きやすくなりました。

だからあなたも私も今のままでも何とかなるのです。悩みすぎず生きていけば良いこともあるくらいに、力を抜いていけたら良いですね。

何だかまとまらない終わりになりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。