同僚の退職が寂しい【前へ進むために】

2022年6月5日

同僚が退職することにショックを受けた私が、前向きになるために考えたことを書いています。こんにちは。コカムです。同じ職場に長く働いているとよく直面することは会社で共に働いている人の退職・転職ですよね。一緒に志を同じに働いてきた、いわば仲間が職場を離れる時、少し寂しく感じるのは仕方がないことです。職場の仲間が転職することになり、脱力感に襲われた経験は誰しも一度はあるかも知れません。

別れは寂しいけど、沈む気持ちを引きずらず前向きな考えで働きたいものです。この記事では同じ職場で10年以上働く私が、仲良しの同僚の退職を機に考えたことやしてみたことを書いています。今、どなたかが退職することで寂しい方に読んで頂きたい内容です。いざ!さようなら同僚。行ってみましょう。

はじめにどうして同僚の退職は寂しい?考えてみた

人により差がありますが、別れは寂しいと感じる人が多いテーマです。同僚が退職するとき、どうして寂しく感じるのでしょうか。当たり前のことですが、改めて考えることで心が整理されることがあると思い、なぜなのか考えてみました。

業務上や心の支えとして必要な人だから

職場の同僚が退職するとなると、仕事上で助けてくれたことや、優しくかけてくれた言葉などが急に思い出され、切なくなることがあります。寂しくなるということは、あなたにとって退職する同僚は必要な人だったに違いありません。入社時期が近いけど何か苦手な人や、いつも迷惑をかけてくる人が退職するとしたらそれほど寂しくは感じないでしょう。

職場でいつも顔を合わせる人だから

単純接触効果という言葉を聞いたことがあると思います。職場の人とは毎日繰り返し顔を合わせる間柄で、より親しみが湧きやすくなります。職場に気が合う人がいたら通常の友達より仲良くなる傾向にあるのではないでしょうか。毎日顔を合わせることで色々な話しをしやすくなり、プライベートでも付き合うことになれば家族のことや昔の思い出なども話しやすくなります。

また職場では、時にピンチを迎えることがあります。一緒にハラハラドキドキし、トラブルを乗り越えたときは一気に連帯感が深まるでしょう。一種の吊り橋論効果と同じようなことが起きるため、(恋愛ではないのですが)職場の人とは一気に距離が近くなりがちです。

繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。

単純接触効果 wikipediaより引用

同じ思い出を共有しているから

職場で一緒に働く期間が長いと同じ時間を過ごすこととなり、思い出が増えますよね。「あの時は・・」「こんなことあったよね」と、昔を懐かしむこともあるかも知れません。もし同僚が退職してしまうと思い出話をする機会が一つ減ってしまい寂しく感じます。年末の忘年会や、会社の会合があるときに辞めた同僚のことが思い出されることもよくあります。

本当は自分も退職したいのに先を越された気がするから

あなたは今の職場をいずれ退職したいと考えていますか?そうだとすると、先に退職を決めた同僚に置いてけぼりにされた気がして、複雑な気持ちになっているかも知れません。寂しくもあり、先に退職する同僚が羨ましく、心配でもある。色々な気持ちが混じりあって、何とも言えない気持ちになることもあるでしょう。

他も職場の人間関係や、動画編集をしてみたこと。家族の転職のことなど書いています。

同僚退職前向きになるためには?

同僚が退職するときどうして寂しいと感じるのかを挙げてみました。今後前向きになるためにはどうしたら良いでしょうか。以下に個人の見解ですが、挙げてみます。

同僚退職が寂しい人

ここに書いたことは自分がこれから前向きになるために
半ば目標として書きました。

半年後や一年後。
同僚も自分も新しい自分になれているといいな。

同僚と職場を離れてもプライベートで友達付き合いをすれば良い

仕事で毎日顔を合わせてきた同士で気が合うと感じていたなら、プライベートで友達付き合いをすれば良いだけです。会社を辞めた後も近況報告をしたり、お互い話したりすれば良いでしょう。職場を離れても、LINEやSNSでもすぐに話ができる時代です。会社だけの付き合いにするのが惜しいぐらいの人であれば、今後はプライベートでどんどん付き合っていきましょう。会える頻度は確かに下がりますが、新しい関係を築けば良いので寂しがらなくても大丈夫です。

新しく来た人と良い関係を築こう

同僚が辞めてしまう寂しさに気が滅入ることがあっても、時間は絶えず進んでいます。会社の業績に問題がなければ、同僚の代わりの人が間もなく入社するはず。新しく入社した人と仕事上での良い関係を築くよう努めましょう。業務上で、新しい人に会社に馴染んでもらわなくては会社がうまくまわりません。

とにかく、新しい人が会社に定着し、やりやすく仕事をしてもらうために自分が率先して行動しましょう。

辞めていく同僚の代わりに自分がみんなをサポートしよう

退職する同僚がみんなに惜しまれているということは、同僚が抜けた穴が大きいはずです。その穴を埋めるために残った人で協力し合うことが求められます。自分ができることは何かを考え、残ったメンバーをサポートしましょう。退職した同僚が率先してしてくれた仕事を今度はあなたが担いましょう。

そうしていくうちに新しい課題や、問題が見えてくるかも知れません。立ち止まらずに今できることを。始めてみませんか。

自分の未来をきちんと見据えよう

本当は自分も今にでもこの会社を退職したい・・・そんな思いを抱えて働いている人もいるでしょう。すぐ退職できないとしたら理由はどこにあるのでしょうか。同僚が退職したことを機にもう一度、自分の人生について考えてみてはいかがでしょうか。注意したいのは、同僚が辞めた寂しさから安易に退職を決断することです。

新しい仕事がすぐ見つかるとは限らないし、次の職場が働きやすい環境とも言い切れません。しかし、今の会社を本気で退職したいならそれに向けて今日から準備を始めましょう。私も数年の間に転職を考えているので、求人情報を欠かさずチエックして自分ができることを考えたり、資格取得を検討しています。未来のために行動をしたら、それを継続させることが大切ですよね。現状を打破するために一歩進み始めたら、少しだけ希望が見えてくるかも知れません。

自分のことを書いてみると気持ちが整理されます

私は同僚が辞めてしまう寂しさで心が暗くなっていたのですが、自分の気持ちや今後どうしたいか、生涯どんな風に過ごしたいか紙にひたすら書いてみたら心が落ち着きました。同僚と私は別々の人生を生きていて、何かの縁があって一緒に働いてこられただけ。仕事は仕事と割り切り、自分も転職の準備が整ったら新しい仕事にチャレンジしてみたい。

また定年まで今の会社では働きにくいので、数年後には新しい仕事を見つけておきたいなど、何となくぼんやりした目標でも書くと気持ちがスッキリします。もしくは今の業種がとても好きで辞めたくない。会社の人間関係は辛いけど、待遇は他より良い、休みやすいなど今の会社のメリットは何かを挙げていくだけでも少し前向きになれます。

終わりに

同僚が退職するときに考えたことを書いてみました。仕事は仕事で生活の糧を得るための手段。そう割り切るのが一番ですが、たかが仕事。されど仕事です。職場の人とも出会いと別れを繰り返すこともありますが、より良い着地点が見つけられると良いです。今、職場の人が退職して寂しいと感じている人の気持ちに少しでも寄り添えたなら嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。