主婦が関節炎で整形外科に行った体験談【関節炎?との付き合い方】
右手親指の不調に悩み整形外科病院を受診した体験談です。こんにちは。コカムです。みなさんは家事やパソコン仕事やスマホして親指を酷使することはありませんか?忙しい人の手指には知らないうちに負担がかかっているものです。私は右手の親指の痛みが酷くなり整形外科を受診してきました。
まだ経過観察しているところですが、同じように指の不調に悩んでいる人の役に立つことがあれば、と体験したことを書いています。(自分の忘備録も兼ねています)いざ!指の痛みを予防しましょう!
おや?親指に痛みが出ている?
夏休みは小学生の子供を持つ親にとって憂鬱なものでしょう。多分に漏れす我が家も多忙な夏を過ごしました。うちは共働き家庭で小学2年生の子供が一人います。夏休みは子供が児童館に持っていくお弁当作りからスタート。その後出社し営業事務の仕事をし、子を児童館に迎えに行き帰宅します。夫より早く家に着いたら食事を作って、子に食べさせたら食器洗い。さらに洗濯・掃除など。明日の用意・子供と自分の入浴と怒涛のスケジュールです。
まぁ、手伝ってくれる人がいない共働き家庭ならみんなこんな感じかとは思いますが。毎日忙しく過ごしていたある日、右手の親指に痛みを感じました。
おや、右手親指が曲げるとかなり痛いけど・・・?
ばね指?関節炎?
色々と手の症状には種類があるみたいですね。
原因は手の使い過ぎや加齢など色々あります。
重篤な病が隠れていないか病院てチェックしましょう。
【指の炎症?】思えば親指をぶつけることが多かった
きっかけは日頃の生活の忙しさやスマホの使いすぎだったかも知れないですが、少し前から右の親指の動きが悪くなり突然ぶつけることが増えていました。急いで家事をしている時などに親指がカクンと内側に折れ、ぶつけてしまうのです。これが結構痛い。だんだんぶつける頻度が上がってきた頃、親指を曲げる作業をすると痛みを伴うようになってきました。これはまずい・・・。
痛いところは第一関節あたりのような気がしますが、連動して付け根の部分も痛くなりました。
だんだんと痛みが強くなり困ることに
曲げると痛む親指の痛みは次第に強くなっていきました。ボールペンを上手く持てないくらい症状が出てしまい、会社を早退して整形外科に行くことにしました。ペンが握れないくらいだと結構日常生活に支障が出始めます。これは主婦の方ならかなりマイッチングな事態だと思います。はい。ふざけている場合でないですよね。
指が痛いから整形外科に行ってきました
満を時して?整形外科に行くと問診とレントゲン撮影が行われました。レントゲンは痛い右手と痛くない左手の親指を並べて正面と脇の二方向から撮影しました。結果は骨や筋には異常はなしでした。ただし親指に炎症が出ていると言われ、原因解明のための血液検査をしていただきました。
余談:看護師さんの対応に釘付けになる
整形外科を受診したとき少し変わった患者さんがいて気にしていました。その患者さんは「別の整形外科に行っていたが全然信用ならないのでちゃんとしたところに来た!〇〇整形外科は全然ダメ。云々かんぬん」と文句。さらに怪我に至った経緯とこれまで(あのヤブ医者のせいでとまで言ってました)快癒しなかった症状について受付の人に切々と訴えていました。
受付の人は慣れた様子である程度聞いて「詳しい経緯は先生にお話しくださいね」と(バッサリ)言い放ち、続きを話すのを制していました。そのスキル、事務員としていつも話しの聞き役ばかりしている私も「欲しいなぁ、羨ましい・・」と思ってしまいました。余談でした。
関連記事はこちらから。よろしければご覧ください。
元来頭痛持ちで通院しています。体験談は下記です。
出された薬は?ロキソニンと湿布
先生は「まぁ、右手だし、主婦だしね。使わないでと言っても無理でしょうから、薬と湿布で様子見てとりあえず一週間後にまた来て」とおっしゃいました。調剤薬局で出された薬はロキソニンと湿布(だけ!)でした。ロキソニンは1日3回飲んでと指導されたのですが、え・そんなに飲んで良いのでしょうか。頭痛の時はこわごわ一回一錠を守ってなるべく鎮痛剤を服用しない生活を心がけていたため、少しびびってしまいました。
とりあえずとても痛い時限定でロキソニンを飲むことにしました。(薬剤師さんも胃の調子と手の痛みのバランスを見て減らしてOKと言ってましたしね。)
何をするにも親指は要と思い知る【生活が大変に】
しかしながら、右手の親指を使わない生活ってなかなかできないものです。私の場合はつまむ作業が痛くてできなくなりました。瓶の蓋を開ける、歯磨きを右手でする、カップを持つ、鞄の中身をゴソゴソ探るなどの時痛みを感じます。
また、子供が飲み物をこぼしたり、よろめいたりしたら即座に支えるという動作でつい痛い指を使って悪化させることもありました。この辺りは反射的なものだしある程度仕方がないですね。
人間は慣れる動物?
右手の親指をなるべく使わない生活をして数日後。とにかく度々右手に痛みを感じるので脳がそのことに慣れてきたことを実感しました。次第に右手親指を使わないでも様々なことをこなせるようになりました。ドライヤーや櫛は右手の人差し指と中指で持つ。瓶を開ける時は親指を除いた指で握るようにして開けるお皿を拭く時は机に置き支えながら拭くなど。わりと臨機応変にできるようになってきました。
ただしいつもより時間がかかるので、時間に余裕のない時は色々な作業は省略することに。朝、ピアスはつけないとか、いつもあまりしない化粧はさらに省略とか笑、なくてもいいものはどんどん省いていきます。
文字も左手で書いてみることに
昭和の恩恵を受けた古き良き時代の会社では度々手書きするシーンがやってくるため、もう痛くてやっていられず左手で文字を書くことにしました。慣れればなんとか書けるもので初めて7日目のクオリティが下記です。そういえば私、もともと左利きだったものをピアノをして右手が使えるように矯正した過去がありましたね。だから左手を使うのは平気な方かも知れないです。
左手で文字を書くときは、ペンで紙を押しながら書くことになるゆえ、慣れません。また、文字のサイズを揃えたり余白を気にしたりできませんけど、まずまず左手で文字が書けるようになってきました。※文字はフィッシュマンズ「Weather report」の歌詞からお借りしました。
今後も指の痛みが続くことを考え、左手を完璧に使えるよう日々頑張りたいと思います。押忍。右利きの方が左手で字を書くと左脳の活性化になるとの記述も見ました。人生に何にも無駄なものなんてない。という悟りに似た気持ちになりました。
診察結果は関節炎でした
受診から10日後血液検査の結果を聞きに、整形外科にいきました。結果はリウマチや骨の癌の恐れはなく、関節炎でした。(手が動きから腱鞘炎ではないとの診断でした。)血液の諸数値や肝機能も調べてもらい、服薬を続けても問題ないと言われました。まずまず安心しましたが、指の痛みはまだとれません。
鎮痛薬はロキソニンからカロナールにしてもらいました。(頭痛でも鎮痛剤を飲むため胃痛が心配で副作用が一般的に少ないと言われるカロナールに変更をお願いしました。)
親指のサポーターを買う
関節炎と診断を受けたことと前後しましたが、親指を保護するサポーターを下記2種類購入しました。手をふいにぶつけることを避けるために会社へ行く時も家にいる時も湿布をしサポーターをつける生活を始めました。同僚に「プロボウラーみたい」と揶揄されても、私は気にしません。(キリッ)手を守ることに徹底しています。
少し見た目が大げさに思えますが、痛みが出ている時も文字を右手で書くことができる上、水洗いもできますので重宝します。コロナ禍で感染が心配な折、外から帰ったらサポーターを消毒することもできます。
上記は2種類の金属が入っているため付け替えできます。指をガッチリ守りたい時と、細かい作業をしたい時と使い分けも可能です。親指にくる衝撃をしっかり防ぐことができ、関節症の人もばね指の人も使いやすいと思いました。下記はやや簡易的なため洗い換え時に重宝しています。こちらにも金属が入っています。
寝る時は柔らかいネット包帯と湿布にしています。
親指の痛みとの付き合いは続きます
関節炎になった主婦の話しでした。現在は親指が痛くなってから約3週間くらい経ちました。朝起きた時が一番痛いですが湿布とサポーターを欠かさずして早く治るようにしたいです。今後は手指の疲れを溜めないようにして、家事に仕事に無理しないようにしたいです。(ブログもほどほどに続けていきます。)
私と同じようにどこか痛くなっても家事を休めない皆さん。親指の関節炎なかなかはしつこいのでぜひならないようお気をつけくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません