アシュタンガヨガの練習中 その1
この記事はアシュタンガヨガに興味がある方への記事です。また、アシュタンガヨガをしているけどさっぱり上達しない人を励ます内容でもあります。一緒に頑張りましょう。
ヨガと聞いて思い浮かぶものは?
みなさんはヨガと聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか。よく「ヨガをしている」と言うと「片岡鶴太郎さんみたいになりたいの?」と声をかけていただきます。私が、鶴太郎さんのようになることは無理ですね。本格的過ぎます。
片岡鶴太郎さんの件はさておき、ヨガの印象と言えばゆっくりした静かな環境音楽の中で静かに落ち着いて動くと思う方が多いのではないでしょうか。
アシュタンガヨガはどんなヨガ?
アシュタンガヨガとは、静かなヨガとは対照的で運動量が多く、激しい動きをするヨガです。ポーズをとる順番が決まっていて、呼吸に合わせてポーズをとります。また、先生のカウントに合わせてスピーディに動くこともあります。順番に合わせて動くことをシークエンスと言い、立位、座位、フィニッシングポーズがあります。
アシュタンガヨガの独特の呼吸
アシュタンガヨガで特徴的なのはその呼吸であると言えるでしょう。アシュタンガヨガでのポーズを取りながらする呼吸は「ウジャイー(勝利の)呼吸」と呼ばれ、胸を上下させ行う胸式呼吸です。ウジャイー呼吸は気道を狭くして「シュー」と音を立てながらする独特の呼吸です。この呼吸は、自分の呼吸音を聞くことでポーズに集中することに役立ちます。
また、「ウディヤーナバンダ」と言い下腹部を凹ませたままみぞおちを引き込んでポーズをとります。これは筋肉を集約させ、腰を守ることに役立つそうです。
更に、「ムーラバンダ」と言いお尻の穴をきゅっと締めてポーズを行います。アシュタンガヨガでは度々ジャンプをしますが飛ぶ時にお尻の穴を締めることで括約筋が鍛えられ、他の部位をリラックスさせることができます。初心者の私が説明できることはこのくらいです・・。
アシュタンガヨガは1st〜6stまである!
こうして、独特の呼吸や身体の締め付けをし、様々なポーズを行うアシュタンガヨガですが、視点や呼吸のタイミングまで細かく決められています。初めはポーズの順番を覚えることや呼吸がうまくいかず難しく思えます。しかし少しずつ覚えてゆくとポーズを集中して行うことが出来ます。
通常ヨガのクラスではアシュタンガヨガ初級者はプライマリーシリーズという言わば入門コースから行います。アシュタンガヨガは実に1st〜6stまで6つのシリーズがあります。入門コースでも58ポーズあります!そして1stも全然できない!
アシュタンガヨガの効果は?
以下はアシュタンガヨガ初心者のコカムが実感している効果です。皆さんに必ず当てはまることではないですが、ご参考までに。
- 毎日決まったポーズを繰り返し練習することで自分の身体の変化に気付きやすくなる
- 筋力がアップする
- 柔軟性がアップする
- インナーマッスルが鍛えられる
- 太りにくくなる
- 足指や足の裏を使うため転びにくくなる
- 毎日同じ練習を行うことで心が強くなり、諦めない気持ちが育つ
- 呼吸にフォーカスして動くことで心に落ち着きが得られやすくなる
- 気持ちが落ちている時でもアシュタンガをすると爽快感が得られます
アシュタンガヨガ初心者は呼吸に意識
私はアシュタンガヨガを始めてから2年強経ちました。ヨガスタジオには月1〜2回しか行けないこともあり全然上達しません。朝の練習も太陽礼拝のA、Bを少しするだけです。太陽礼拝だけでも注意点がたくさんあり、ヨガの本だけを読んで練習している時にはわからないポイントを教わりました。
私が学んだことはポーズが完璧でなくても、呼吸に意識を向け今できる精一杯をすることです。確かにヨガスタジオに行くことができず、月1〜2回の頻度では練習は毎回振り出しに戻るも同然です。ですが、とにかく今日できることを懸命にを心がけ、ポーズは無理をしないこと。また、呼吸に集中。これだけを毎回目指しています。
自主練は必要なのか
このように、ヨガスタジオにあまり行けない私ですが自主練習はどうかなと疑問に思うところもあります。先生に教わった注意点をうちで復習するのはいいのかも知れませんが、独学ではポーズを間違えて身体を痛めるかも知れません。
始めたての時は、ついどんどん上達したくて呼吸を無視し、ポーズを頑張ってしまいがちです。私もそうでした。アシュタンガヨガはポーズの注意点を間違うと鍛えられるところも変わってしまうそうで、変に筋肉質になってしまったりします。そのためできるだけ先生に教わった方がいいとされています。
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アシュタンガヨガは奥が深い
何だか、アシュタンガヨガの説明だけでお腹がいっぱいになりましたが、アシュタンガヨガは奥が深いということが伝わればいいなと思います。
しかし、美しいポーズをとる先生に憧れ、いつかの目標としてアシュタンガヨガを続けていきたいです。だって6stまでありますからね。生きている間に全部はできるようにならないでしょう。なにせ1stも途中までしかできず、難しいポーズは一切できません。が、憧れが続く限りは続けたいと思います。
私のヨガの先生は「ポーズ練習したら出来ますか?」と毎回弱気になる私に厳しくも力強く「必ず出来ます!」と言って下さいます。ちなみに先生は30代前で、私より年下ですが、自分に厳しくヨガと向き合っていて会うたびに元気とやる気をもらいます。
また、ヨガは自分と向き合うことであり、他者と比べることではないことも教わりました。先生もまた、自分の超えられない壁を超えるために努力を続けているとのこと。私もまた、自分のヨガと弱い心に向き合いたいと思っています。
今回はアシュタンガヨガのことを書きました。好きなことでも記事にするのはとても難しいです(>_<)わかりにくい表現があったはずですが、最後まで読んで頂き有難うございました。
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