クラウドワークスの経験談 その1

2020年2月13日

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クラウドワークスでてっとり早く副業したいと思うけど
どうなんだろう?

この記事では以下のことを紹介しています。ぜひご覧ください。

クラウドワークスでの経験談

ークラウドワークスでのありのまま体験談ー
✅ クラウドワークスを始めたい方
✅ クラウドワークスで悩んだことがある方
✅ 在宅ワークを探している方
におすすめの記事です。

テレビ番組で紹介されたクラウドワークス

2018年の9月に日本テレビの「得する人損する人」でクラウドワークスで副業することが紹介され、私も早速やってみようと思い立ち登録。1年3ヶ月くらい仕事をクラウドワークスで仕事をしてみました。その時の話しです。

クラウドワークスとは

クラウドワークスとは、誰でも登録・利用が可能な在宅ワークでオンライン上で仕事の発注・受注ができるサービスのことです。仕事の納品や報酬の支払いまでがオンライン上で完結することが特徴です。

まずクラウドワークスで働いてみた

クラウドワークスに登録してまずはタスク(作業)案件をとにかくこなしました。アンケートに答えて1〜3円という案件が多く、とにかくコツコツと書き自分のことを晒しました。「白髪の悩みに答える」「脱毛経験を答える」「恋愛での失敗談について書く」などと挑戦しました。

中には「開発中のアプリを使用して星5つか良い感想のみ書いてください」「〇〇を使ったつもりでレビューしてください」「出会い系アプリのメール返信」など、社会人なら受けてはならないのではと感じる案件もありました。

一文字0.6円の記事を受注する

そのうちにテストライティングをして、受かれば仕事を継続できるというプロジェクト案件に応募し、ライティングの仕事をするようになりました。初めて書いたサイトはシニア世代向けで「終活」をテーマにしていました。そこで墓地への行き方や、香典袋の使い方の違いなどについて調べて書きました。40記事くらい担当しました。

ログインIDを作成して、自社サイトにログインして書くスタイルでした。チャットワークIDはこの時作りました。見出しが作ってあり、それに沿って内容を入力していくだけでしたが、行ったこともない墓地への行き方を書くのは難しかったです。ですが、ここのサイトさんはフィードバックがしっかりありました。

添削してくれる方がいて見出しと内容が合っていない文章の成り立ちが悪いなどの指摘を頂くこともあり勉強になりました。反対に修正箇所なしのいい記事が書けた時は褒められることもあり、単純に嬉しかったです。

ここのサイトさん私はたくさんのことを教わったと思います。連絡も早く、自社システムの不具合などにもすぐ対応してくれました。お支払いも滞りなく、報酬についての管理画面がしっかりあって良い印象でした。

良い案件だけではない

こうして初心者として、オンライン上でライティング業務を初めました。もちろん、ズブの素人がライティングをしてお金を貰うのですから、多少のことは我慢、と諦めることも必要ですが「これはあまり良くないのでは?」と疑問に感じるクライアントさんもいました。

私の中では「ライターって響きカッコイイな」というよこしまな意識があったことも確かです。会社に所属しながら新しいことができる、なんて飛び込んだ世界でしたが・・・。良いことばかりはありませんでした。

Googleスプレッドシートにログインして案件を貰う

終活のサイトで書くことにも慣れて来た頃、色々な案件をしてみようと思い立ちました。これが間違いだったかも・・・。釣りのサイトでズボ釣りについて書く、光市母子殺人事件について書く、など様々な案件に挑戦し出しました。

色々なサイトで行われているのは、Google スプレットシートから空いている案件を受注する方法でした。ライターが殺到してよく案件がなくなるため、仕方なく次々と色々なサイトを渡り歩きました。

案件がないから次のサイトに行く、次のサイトでも案件がないから前のサイトで書こうとする、と、以前とはライティングのルールががらりと変わっていて困惑しました。

芸能人のまとめサイトはまずい?

よくある仕事が芸能人のまとめサイトでした。芸能人のまとめサイトは本人の画像を貼ることが推奨されていました。著作権はどうなんだろう、と疑問に思います。見出しを自分で作るタイプのものと、見出しに沿った内容を入力していくものとありました。

世に言われている噂をまとめる仕事でしたが、指定された見出しのまま芸能人のことを面白く書くには抵抗がありました。

内容はほぼなんでもいい?

SEO対策でキーワード回数が定められていることが多く、書くのに難儀しました。3300字の案件なら、このワードは何回、6000字なら何回と指定されています。「えっ、死因を20回?」一回出したら良くないですか?と思うこともしばしばでした。

クライアントから決められた言葉指定の回数使用しているか行数や画像の位置についての指摘はありました。しかし多くの案件では、私が書いた記事の内容に対するフィードバックや感想はゼロに等しかったです。ランキング形式のサイトでも単なる書いた個人の感想でしかないことを知り、ネット界の闇を見た気がしました

勿論、きちんと内容を精査してくれるサイトもあるのでしょう。ですが、わりと多いですよ。内容は何でも良いようなサイト・・・。

5000字書き直し

一度、あるクライアントさんでワードプレスにログインして書いた記事が消えてしまい報告したら「すみませんが書き直してください」と連絡が来たことには驚きました。涙を飲みながら5000字せっせと書き直しました。

匿名ライターはやめたほうがいい?

副業でなく将来ライターをしたいと考えている人は私のような匿名ライターにはならない方がいいです。匿名ライターでは書いた記事が実績になりません。また、どこのサイトで自分の記事が使われるのかも伏せている案件もありました。

クラウドワークスは大変だった

以上、私がクラウドワークスで働いてみた経験談でした。私が経験したクラウドワークスはてっとり早い副業ではないという印象でした。「クラウドワークス経験談その2」では、クラウドワークスをして良かったことを書いてみます。何事もあれっ?と思う点ばかりでなく、良い点もあるものですね!

まとまりがない文章を読んでいただき有難うございました!