頭痛で専門病院に通い始めた私の体験談【更年期?体調の変化と向き合う】
偏頭痛持ちが頭痛専門病院に通い始めた体験談を書いています。こんにちは。コカム(@orangecocam)です。私は遺伝性の頑固な偏頭痛持ちでその歴、25年ぐらいのベテランです。悲しいかな何かと頭痛に苦しめられる人生を送ってきたのですが、この度頭痛になる頻度が高くなってきたので頭痛専門院を受診することにしました。
今、偏頭痛持ちで悩んでいる方、頭痛外来を訪れるか悩んでいる方の参考になれば幸いです。いざ!頭痛と対峙!
脳神経内科を訪れました【8年ぶり二度目】
思い返せば私は小学校の高学年から疲れた日は「頭が痛い」という経験をしておりました。しかし成人してから、運動のあとや疲れた時に起きる頭痛の頻度が高くなり頭痛専門病院を受診しました。8年前私は「お手本のような典型的な偏頭痛持ち」と診断され、鎮痛剤だけを処方してもらっていました。その後出産し、子育てに追われ自分の頭痛どころでなくなって、通院していなかったのですが。
今回40代を過ぎたところから週末ごとに頭痛がするようになり、再び脳神経外科を訪れるに至りました。前回と同じ病院に行き診察してもらいました。
先生「えー、今回は8年ぶりだけど頭痛は酷くなったんですか?またどうして?」
私「妊娠中は一切頭痛にならず出産し、頭痛どころでなくなっていたのですが、小学校の子供のイベントがある週末ごとに頭痛になるようになったので久しぶりに病院に来ました。」
お馴染みの先生とやりとりをし、8年前のカルテがちゃんと残っていることに感激しました。その際質問されたのは以下でした。
・月にどのぐらい頭痛になるか
・頭のどこが痛いのか
・頭痛前に光や匂いに敏感になることがあるか
・どんな時に頭痛になるのか
・頭痛の時に呼ばれても振り向けないことはあるか
・鎮痛剤が効かない時はあるのか
私の頭痛の頻度は月1〜2回で1発作あたり1日〜3日続きます。痛い時は光や匂い、音、全てが苦痛に感じます。痛いところは必ずおでこで、片側の時もおでこ全体が痛い時も有ります。頭痛になるのは雨の日、運動したり走ったりした後、仕事でピンチのあとホッとした時や、週末、月経前後です。頭痛の時動作がしにくいことは特にないですが、痛くて動きたくないと思ってじっとしています。
鎮痛剤は普段、ロキソニンを飲んでいます。飲めばだいたい頭痛が引きますが、たまに飲んでも効かないタイプの頭痛があり、気になっていることを伝えました。
出された薬はゾルミトリプタン
質問に答えたあと先生は治療の方針を話してくださいました。
「毎週頭痛になるぐらいだと頭痛の予防薬が選択肢に入ってくるけど、その前に頭が痛い時血管を広げる薬が効くかも知れないから試してみてはどうでしょう?」と言われました。ゾルミトリプタンという薬で頭痛発作時に飲む薬だと説明されました。飲み方は頭が痛い時に一錠飲み、効かない時は2時間空けてもう一錠追加しても良いとのことでした。
頭痛発作時、鎮痛剤で痛みが和らぐこともあるものの3日位続くとさすがに家事も何もをしたくなくなるため、即効性が期待できる薬というのは有難く感じました。こうして鎮痛剤で痛みを抑えるだけの生活から一段違う薬の使用に踏み出しました。
ゾルミトリプタンを飲んでみた【体験談】
神経内科を受診してゾルミトリプタンを処方してもらい、頭痛発作時に服用することになりました。統計として月10回ぐらい飲むと効きづらくなることと、乱用することでかえって頭痛がおきやすくなる人がいるという説明を先生から受けました。初心者には服用のタイミングが難しい気がしました。
そうして後日、子供とイベントに参加のため山に行ったあと疲れて急な酷い頭痛に見舞われたので、ゾルミトリプタンを飲みました。
ゾルミトリプタンの副作用は?
薬の説明は素人の私がすべきではないのですが、体験談をば。私が実際にゾルミトリプタンを飲んだときは30分ぐらいで頭痛が和らいでいくのを感じました。そして副作用なのか口が酷く乾き、身体がふわふわとした感覚に見舞われました。ダルいといえばダルいのですが、頭痛がすーっとなくなっていった感じがしました。
やはり強い薬なのかも知れません。個人の感想ですがあまり酷くない頭痛のときはロキソニンで耐えて、鎮痛剤の効きが悪い時はゾルミトリプタンを使おうと思いました。ですがあまりに効くと怖い気がしてしまいます。ま、3日ぐらい続く頭痛発作が治るのは助かるんですけどね・・。
私が通う頭痛外来はお年寄りの集会所だった【余談】
余談ですが、頭痛専門病院と言うと人気で予約制だったり、たいへん混んでいたりするところもあるようです。しかし私が通うところは内科もあるため、地域のお年寄りの寄り合い所みたいな雰囲気です。朝一番がたいへん混んでいて大勢のおじいちゃんおばあちゃんが近況報告をし合っています。
「しばらくだこた」「今日は薬?」「旦那さんその後どうかい?」なんて言葉が飛び交い「先日は納豆ありがとね」「あんた聞こえないの?看護師さんに呼ばれてるよ!(大声)」なんてアットホームな様が伺えます。私はその中ではかなりの若輩者で、場違いな存在に感じています。本当に頭痛が酷いとき来院したら楽しそうな交流ちょっと辛いかも、と私的な感想でありました。しかしこれが地域に根付いた病院の現実の姿なのだと思いました。
普段仕事をしていると病院に昼間来ないもので、近い将来、母親同伴で通院するときが来たらこんな感じなのかなと思いました。知らない世界に足を踏み入れた感があります。勉強になります。
他には胸にしこりが見つかり経過観察していることも書いています。↓↓↓
頭痛との向き合い方
さて、ゾルミトリプタンを処方され、新たな薬を用いて頭痛と付き合うことになりました。2回目の通院のとき「今後もし、トリプタンが効かなくなるようなら頭痛予防の治療を始めましょう」と先生に言われました。「60歳以上になれば偏頭痛に悩む人はほとんどいなくなるし、どんなきっかけで薬が不要になるかもわからないので気長に付き合いましょう」と。
とりあえず今後もトリプタンを使用した回数を記録し、辛い時は我慢せず服用していきましょう、ということになりました。今後もずっとトリプタンが手放せない生活というのも困るようで、塩梅が難しいと思いました。まずは案ずるより産むが易し、ゾルミトリプタンのある生活で様子を見ていきます。
とにかく好きなノートに服薬した日を漏れなく記録しています。ノートの代名詞モレスキンなんて書くのが楽しくなりそうで良いです。
頭痛との付き合いは続く
頭痛専門院に通院を始めた体験談をお届けしました。実は私もグーグル先生から医療系の記事の評価はあまりされないこと、知っているのです。しかし、私のブログですし、忘備録にもなるので通院記を書きました。この体験がどなたか頭痛に悩む人の何かの足しになれば幸いです。ブログは書きたいことを書くことも大切ですよね。これが長続きの秘訣だと信じています。
では、最後までお読み頂きありがとうございました。良い日をお過ごしください。
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