冬が寂しいのはなぜ【心が沈むとき】試してみたいことは?

切なくなりやすい寒い冬を乗り越えるためのヒントを書いています。こんにちは!コカムです。ブログにお越しいただきありがとうございます。毎年冬になると寂しいなと感じませんか?以前に「秋が寂しいのはなぜか」と言う記事を書いていたところ、「秋寂しい」の他に「冬寂しい」というワードで検索して下さる方が多いことに気づき、冬の寂しさについても書いてみたいと思いました。

確かに、秋も寂しいし、冬も寂しいと感じることがあります。1年中何かの寂しさを感じるのが人なのか、移り行く人生自体、切ないものだと思うのは私だけでしょうか。
 今回は東北在住で冬を乗り切るために毎年画策している私が、冬が好きになるためのコツを書きました。自分で実践できていることもそうでないことも、書いています。寒さが厳しくなると憂鬱になることも多いので、対策して冬を楽しみたいですね。いざ!冬を楽しく!行ってみましょう。

冬が寂しいのは何故か?

冬が寂しいのは何故でしょうか。多くの人は冬に寂しさを感じるはずです。理由は考えるまでもないことかも知れません。ですが、今回は敢えて冬が寂しいのは何故か、考えられる理由を挙げてみました。

冬の景色が寂しいから?

春夏には青々としていた木々は秋冬には葉っぱを落とし、雪が降れば景色は白一色に。その様が美しくもあり、寂しくも感じられます。春を迎えるために自然が眠りにつく季節が冬なので、準備期間と言えるのですがちょっと自然が静かになり過ぎて寂しいなと思いますね。

冬の曲が寂しいから?

演歌では雪国へ帰る歌は寂しい曲調が多いですし、冬にかかるクリスマスソングも寂しいものもあります。もちろん夏にも切ない曲はありますし、年中寂しい気持ちになる人もいるでしょうけど、とりわけ冬は寂しい曲調が耳に残るのは私だけでしょうか。

冬が寂しいのは日照時間が少ないから?

冬が寂しいと感じるのは日照時間が少ないことが私たちの身体に影響を及ぼすからです。日照時間が少ないと私たちが太陽に当たる時間が減ります。また冬は寒いことから外に行く機会が減りますよね。そうすると、太陽に当たる時間が減り脳内で安心物質であるセロトニンが分泌されにくくなり、不安や寂しさを感じやすくなってしまうのです。

冬が寂しいのは家族や恋人同士のイベントが多いから?

冬はクリスマスや大晦日、お正月にバレンタインとイベントが目白押しです。街はイルミネーションで彩られ、クリスマスや年末年始は家族や恋人で過ごすことこそが幸せだという価値観が世の中に浸透している気がします。街中を歩けば幸せそうな人たちを目にすることが増え、独り身が寂しくなることも多いのでしょう。寒さから人恋しくなるのも冬特有の現象です。

冬が寂しいのは一年の終わりに自分を振り返るから

年末に1年間を振り返る人も多いのではないでしょうか。今年一年間を思った時に、自分が昨年より前へ進めているか考えたりもしますよね。そんな時に立てていた目標が叶えられなかったとしたら、寂しくなったりするでしょう。また単純に1年が過ぎゆくことへも寂しさを感じることもあります。

注意したい冬季うつ

冬は寒いし、物悲しくて寂しく感じることは多くの人が経験することではあります。余談ですが、私の夫は「冬は寒くて嫌だけど、いつも未来へ向かっているから寂しいとか全く感じない」のだそうです。そんな人もいるみたいです。しかしもし冬季うつの症状があるときは早めに心療内科を受診しましょう。

西洋圏や日本では一般に、秋か冬に発症し春になると治る[季節型のうつ病エピソードが違う年に継続している必要がある[3]
抑うつ、倦怠感、気力の低下、過眠、過食[4]、体重増加、炭水化物への渇望がみられる[3]

wikipediaから引用

まず、冬季うつという病があると知るだけでも悪化を防げるのではと思います。冬に気持ちの不調を感じたら、無理しないようにしましょう。

冬に欠かせない裏起毛タイツについても書いてます。

冬季うつ?体験談

私は中学2年生のとき、冬季うつのような症状を経験しました。春夏・秋までは元気に学校に通い勉強して、部活(吹奏楽部でした)も積極的にしていたのですが、冬をきっかけに何もやる気が起きなくなり、気分が落ち込み布団から出られなくなりました。そして学校を休み部屋に籠るようになっていきました。ちょうどその時、家庭の問題もあり、父母の口論が絶えない時期でもあったので、完全に冬のせいだけでなかったとは思います。

ですが、冬に何もやる気がなく過ごした経験を忘れることができません。幸にして深刻な鬱にはならず春が来たため、やる気が戻ってきました。登校拒否にならず無事に中学3年を迎えて良かったと思っています。

冬を楽しく乗り切るためにしてみたいこと

冬が寂しくなるのは何故か、と冬季うつのような経験をしたことを振り返ってみました。続いては冬が寂しくなりがちなので楽しくなるためにしたい工夫を挙げます。何か参考になるところがあれば嬉しいです。

冬を乗り切るためにはとにかく防寒する

冬は寒く、身体が冷えると何をするのも億劫になってしまいます。冬は1にも2にも防寒を心がけましょう。外に出るときは、コートの他にマフラーや帽子でも防寒を。お気に入りのアイテムを冬の初めに購入するだけで、冬のおでかけが楽しくなりますよね。また、学校や職場で暖房が入っていても寒いという人はやる気が出るように、部屋の中でも冷え過ぎない工夫をしてみましょう。

USBで充電できる湯たんぽや電気毛布もありますので、上手に使えれば「寒くてやる気がしない」を脱却できるはずです。

クリスマスは一人でも楽しく過ごそう

クリスマスはご存知のようにイエス・キリストの生まれた日です。ですから多少強引な話しですが、普段キリスト教を信じていない人にとっては本来関係ないお祭りと言えるのです。キリスト教圏に住む外国人が盛大に家族でお祝いしている文化が日本にも浸透しているため、クリスマスは「一人でいるのは寂しい」気がします。でも決して、誰かとお祝いしなくてはならない日ではないはずです。

クリスマスは周りの人に感謝を表す日にして、優しい気持ちで一日すごすのはどうでしょうか。もしくは日本経済に貢献するためと理由づけて笑、自分へのご褒美を盛大に買うのも楽しそうです。クリスマスだからと言って一人で過ごす自分を卑下しないようにしたいですね。

優しく毎日を過ごすヒントがいっぱい。こどもせいしょは大人が読んでも良い本です。

気分が上がる曲・動画や写真などに癒されよう

冬にあまり関係ないことですが学校が職場で「少し嫌な」出来事は割と頻繁におきます。会社の人が何気なく言った言葉に心がざわざわしたり、電車の人とぶつかってしまい「チッ」と舌打ちをされたり。大したことはないけど、ちょっとしたことがあったら見る癒しのものを用意しておくと良いです。

私の場合は、子供が小さい頃の写真や大好きなイラストレーターさんが描いたハムスターなど絶対ほっこりするものを何かにつけて見ています。インスタグラムの楽しい写真で職場の昼休みにパワーチャージもできます。何か嫌な気持ちがしたら、嫌な波に乗らないで気分を変えようと気持ちを前向きに持つだけでも落ち込みを防げる時もあります。

可愛いは絶対の正義!ハムスターの助六ちゃんが大好きです。

冬こそ散歩に出かけよう

冬は行楽には寒過ぎますし、風邪や感染性の病気も流行ることがあります。でも、人混みは避けつつ毎日少しでも自然に触れるため散歩や買い物には進んで出かけましょう。外に出れば、様々な人がいることに気づき、自分が悩んでいたことがちっぽけなことだと気づかされることもあります。外に出るのが苦手な人は、太陽光をライトから浴びることができるアイテムも発売されていますので、活用してもいいかも知れません。私は使用していないのですが、気になっているのでチェックしています。

人生においてしたみたいことを始めよう

今年の始めに思い描いたことと違う生活を送っていることにがっかりする、そんな時もありますよね。例えば失業中や受験前などは、来年自分や家族はどうなるのかと心配になることでしょう。そんな時は、新しい年にやりたいことは何か考えてピックアップしてみましょう。ただ落ち込むのではなく、格段に前向きになれると思います。

すぐに叶えられない目標でも、お金や時間がなくてできないことでも良しです。実現のために準備したいことも含めて楽しくなれることをどんどん書き出してみましょう。今の自分が思い描いたものでなくても、自分を変えたいと願うだけで明日が開けることもあるのではないでしょうか。

小さなできたを大切に

私は毎日、ほんの小さなしたいことを考えてみることにしています。兼業主婦だし、忙しい毎日を過ごしているのでほんの小さなしてみたいことを叶えるだけで充実感が違います。例えば「ゴミを見つけたから玄関を掃き掃除しよう」「ヨガのレッスンに行こう」「返せてなかったラインしよう」「書類を整理しよう」など日常のことなんでもいいです。

したいことがちゃんとできたら、小さなことでも充実感を感じられ、精神安定につながっていく気がします。大それたことでなくて、誰でもできる当たり前のことで良いんです。真冬の寒い中、小さな用事ができた自分を大いに褒めるようにしています。

冬を楽しめるようにしよう

冬が寂しいのは何故か、と冬の寂しさを乗り切るための対策を書きました。冬の寒さを克服して、元気に季節を楽しみたいですね。最後までお読みいただきありがとうございました。良い日々をお過ごしください。