コロナで仕事見つからない【40代】体験談:後編

コロナウイルスで2度の転職に失敗した我が家の体験談です。こんにちは。オレンジコカム(@orangecocam)です。我が家の夫は20年以上勤めていた会社を転職しようとし、2度失敗しました。その後コロナウイルスが全国的に流行り、3度目に仕事に就くことに苦労していました。今回は3回の転職をした体験談の後編です。

今仕事がなくて悩んでいる人や転職を考えている人の背中を少しでも押すことが出来たら嬉しいです。

これまでの経緯

我が家の夫は人間関係に全く悩まない、超楽観的な性格です。反面物理的なことにはストレスを抱えやすい性質。例えば職場までの通勤手段が大変、運転していてマナーの悪い人がいるなどを超嫌います。20年以上勤めていた写真関係の仕事は会社の経営が芳しくなく、不安を感じたため退職する決意をしパソコンのサポート業務に転職したのですが・・・。

転職先は試験があり、受かることができず敢えなく退職。再転職した先が潰れそうなベンチャー企業でした。ベンチャー企業の求人内容と実際の仕事に食い違いが生じ退職することになりました。その続編です。前回のあらすじはこちら↓↓↓

10ヶ月の無職の期間はどう過ごす?

幸か不幸か、4月からコロナで子供が小学校に通えず自宅待機になってしまいました。そのため夫は自宅で子供と過ごしながらスキルを上げるために勉強し、求人に応募することにしました。おかげで私は仕事を早退したり、子供のために会社を休んだりすることなく自分の仕事を通常通りこなすことが出来ました。

失業保険を無事受給し始めましたが、不安が募るので次の定職に繋がるように何か副業かアルバイトをしたいと思いました。

とにかく派遣もバイトもない

失業保険を受給しながら働くのは良いことではないです。働いた分をハローワークで申告する必要がありましたし、あまり高額を稼いでしまうと受給日数が働いた日数分後ろに延びていきます。夫は1日数時間でOKな近所のアルバイトを受けてみましたが、就職活動中の40代は採用されませんでした。

仕事に慣れた頃にアルバイトを辞めて行くことが目に見えていますからバイトでも採用されるのは難しい状態。そしてアルバイトの募集にも失業した人が殺到しているのだと思いました。こうなると先が見えずにどんどん暗い気持ちになりました。

派遣の求人は釣りが多い?

派遣なら派遣会社が求職者と企業の間に入ってくれ、採用されやすいのでは?と派遣も視野に入れて就職活動しました。しかし良さそうな派遣の求人を見つけて登録しても、大概登録のみで希望の仕事を受ける段階まで進めませんでした。夫は「コロナで派遣会社が紹介できる案件がたいへん少ない」という説明を何度も受ける羽目に。どの求人の応募しても、どの派遣会社に登録してもだいたい同じ結末でした。

派遣で条件が良い仕事って釣りなの?
登録しても全然応募したい案件にも推薦されない夫・・・

トリ先生

経験を積んで来た業界ならともかく異業種への転職は
断然若い人が有利でしょうね。
40代はまず採用されること自体が難しい・・・

応募しても返事すら返ってこない・・・

それどころか、派遣会社や通常の求人に応募しても返事すら来ないということが続きました。これでは前へ進むことができない、「自分はちゃんと社会復帰できるのか・・・」夫は日に日に憔悴しきっていきました。これでは精神的に家族もまいってしまう、どうにかしなくては、と切実に思いました。

動画編集の勉強

とにかく受けたい求人の面接までも辿り着けない、書類選考どころか応募に対する返事も来ない・・・。だんだんと暗い気持ちが立ち込めてきた我が家でしたが、一念発起し動画編集を勉強し始めます。本当は夫はデザイン系の仕事をしてみたいと希望していましたが、実務経験がなかったため難しく何社か受けて断念。代わりに今後需要があると予想され参入しやすいモーショングラフィックスの勉強を始めます。

夫がモーショングラフィックを勉強するきっかけになったダストマンさんの動画はこちら↓↓↓

夫は前職でPhotoshopで写真の修正をしたりIllustratorを使ったりしていたのでAdobe製品を使うことに慣れていました。その上ダストマンさんの動画と出会いAdobe のAftereffectsでモーションエフェクトを学びました。またPremiere ProでYoutubeの編集を学びます。さらにUdemyで講座を見つけて購入し、学習しました。

<夫が勉強したこと>
After Effectsでモーションエフェクトを勉強
Premiere Proで動画編集の勉強
Udemyで勉強

オンラインの動画編集サロンに入る

自分で動画を作ることができるようになったのでオンラインの動画編集のサロンに入り、動画編集の仕事の営業の仕方を学びました。(オンラインサロンは例としてムービーハックスなどがあります)サロン内のサムネイルコンテストに応募して、受賞したことをきっかけにサロン内の人たちと交流を深めていきます。

サロン内の人は動画で収益を出し仕事として成功している人が多数いました。その多くは20代。動画編集で稼ぎながらも安定を目指し定職も探していることが常でした。夫も若い人たちの堅実な姿に背中を押された気分になったそうです。

<夫がしたこと>
・オンラインサロンに入会(月々3000円の会費がかかりました)
・サロン内のイベントやZOOM講座にもれなく参加
・サロン内の人と交流

動画編集の仕事を貰う

夫は動画編集のディレクターをしている人たちと交流することで色々と学び、日々知り合いを増やして行きました。Youtube編集の案件もいくつか貰い、信頼を得て、ココナラでは企業からも定期的に仕事を受けるようになりました。ただし、報酬は急に増えることはなくまだまだ本業として成り立ちそうにありません。

オンラインで仕事を貰うほか、広告代理店にセールスレターを送り、営業をかけてみました。問い合わせはあるもののなかなか仕事を貰うまでにはなりません。動画編集をしていても定職としては難しいのか・・・。諦めかけた時に新しい道が開けます。

私コカムも素人として動画編集に挑戦しています↓↓↓

仕事の声がかかる

就職試験は不採用でしたが、試験を受けたクリエィティブスクールより動画の先生の仕事をしないかと声をかけてもらいました。内容は授業をするのではなく、カリキュラムで学んでいる人の質問に答える仕事です。夫自身も最新のカリキュラムを学ぶことができ、更なるスキルアップに繋がると引き受けました。

こちらは週1回の業務委託ですが、新しく勉強を始めている人と会話をし良い刺激を受けています。特に広告代理店に勤めて来た方が動画編集を始めようと勉強をしにくることが多いそうです。いつか新しい仕事をする時のきっかけができると良いです。

【よもやま話】ブログオレンジコカムの日々はこうして生まれた

夫は無職の時にブログを初めていました。そのサーバーに余力があったため私も夫の薦めでブログを始めることになりました。(その後夫のブログは更新が途絶えましたけど・・・)夫が無職で気が滅入りそうな時、私もブログを更新していると気が紛れました。家族が悩んでいる時でも自分のしたいことをでき、落ち込まずに済みました。

また同じくブログをしている方とSNSで交流することで、励まし合うことができました。ブログを書いている人にも色々な方がいるとわかり、急に視野が広がりました。仕事だけが人生のすべてではない。色々な生き方に身を投じている人と接し、開眼したような気持ちになりました。みなさんありがとうございます。

オレンジコカムの日々はXサーバーを使っています↓↓↓

それでも不安定【定まった職が欲しい】

話しを夫のことに戻します。夫は数ヶ月動画編集で営業をし、案件も優先的に受けていました。オンラインサロンで営業文書の添削、ポートフォリオサイトも指導して貰ったり恩恵に預かりました。が、すぐに暮らしが成り立つくらいの収入まで爆伸びとはなりません。特に仙台という地方在住のため今すぐ企業に動画編集の需要があるとは感じられませんでした。

いつかフリーランスになるとしても、今の駆け出し状態でと地方在住では難しいのでは。やはり定職に就いてもう一度働きたいという思いが強くなります。しかし「コロナ禍では仕事が決まるわけない」と半ば諦めに似た気持ちにもなりました。

諦めた頃に決まることもある

失業保険があと2ヶ月で切れる頃からがむしゃらに求人に応募しましたが、仕事探しは難航しました。これは半年、いや1年くらい定職に就くにはかかるかも、と覚悟した3ヶ月目のこと。久しぶりに夫は書類選考をパスし、面接を受けに行きました。どうせ決まる訳はないだろう、と気を抜いて面接に行った会社で意外なことを言われます。それは「じゃ、来週から来て」でした。待ちわびたはずの言葉を貰った夫。あまりの急なことに喜ぶ間もありませんでした。それくらい突然夫の仕事探しは終わりました。

【試用期間】新しい仕事に通い出す

考える間もなくすぐ仕事に通う日々が始まります。新しい会社は「試用期間働いてみて入社するか決めて」と言うくらいラフな雰囲気でした。今夫は公共施設の看板、デパート内の表示などをデザインする小さな会社に勤めています。雑用も多いですが、アイディアが活かせることもありやりがいがあるようです。

まだどう転ぶかわからない状態ですが、我が家は一応就職活動にピリオドを打ちました。ただ新卒で就職した時とは違うと感じる部分が多くあります。若い時はガムシャラに残業しても無理がききました。また理不尽な扱いを受けても「自分若いし新人だしな」と忍耐もできました。

しかし40代にもなると経験を積んでいますが疲れやすくなっています。また理不尽な要求にはNOと言うスキルも備わっています。とにかく無理しすぎない、しかし効率よく付加価値のある仕事をすること。周りの人と上手な距離感で付き合うことなどを目指し夫が40代の新人なりの働き方ができるといいなと思います。

仕事のための人生か人生のための仕事か

夫は40代を過ぎて転職を試みて失敗しました。転職理由は会社が赤字でこの先昇給など見込めないことです。今となっては転職をするのが遅かった、もっと30代から準備を進めておけばよかったと痛切に思います。しかし子供がいると会社に不安を抱えていても「いや子供と家族のため頑張ろう」とモヤモヤを打ち消し働き続けてしまいます。同じように頑張っているお父さん方が多いのではないでしょうか。

仕事は毎日通い人生の大半を費やすもの。やはり働き続ける末には良い待遇やいいポジションがあって欲しい。それが働くことへのモチベーションに繋がります。人生のために仕事があるのであり、仕事のための人生ではない。心を失くして労働をするのは辛いことです。

新しく就いた仕事もどうなるかはわかりませんが、心と身体が健康で居続けられない環境ならば次の展開を考えなくてはと思います。いえ、不安定な時代、常に次の展開を模索しながら生きなくてはならないのかもしれません。

<こうすればよかった転職>
・30代から地道に転職について準備をすれば良かった
・異業種へ転職する際は働いてみないとわからない部分があるため臨機応変に
・ある程度年齢が行ったらベンチャー企業へ転職は危険かも知れない
・若い時はがむしゃらで疲れなかったが40代は気持ちも身体も疲れやすい
 (無理しないで勤めたほうが結果として長続きする)

終わりに

40代がコロナ禍で仕事探しに奮闘したことを書きました。今仕事探しに悩んでいる方が少しでも明るい未来に進めるよう応援しています。我が家も予断が許される状況ではないですが、頑張ってまいります。夫の転職悲喜こもごも話しを毎日聞き、ついにブログにまとめることができました。辛い経験もブログに書くことができるのでありがたいと思う今日この頃です。早くコロナがなくなると良いですね。

オレンジコカム (@orangecocam)の日々では当たり前の毎日をちょっと楽しくをモットーに食べてみたおすすめの食品やトレーニンググッズなどについて書いています。またお越し頂けたら嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。