節分が怖い

2020年2月15日

節分

私の子供は保育園に行っていますが、ある夜深いため息をついてこう言いました。
「保育園行きたくない・・・」いつも友達に囲まれて一見楽しそうにしている娘ですがどうしたのでしょう。親としては放っておけない事態か、と心配したのですが。

娘の憂い

娘は言いました。「節分が怖いから保育園に行きたくない。豆まき会をお休みさせて欲しい。」
何ですと?!節分が怖い?よくよく話を聞くと

保育園に鬼がくる時間が突然過ぎて毎年怖いのだそうです。
確かに娘が通う保育園はイベントを重視しています。そのため、鬼の登場は予告なしの完全サプライズ。金棒を床に打ち付けながら走って入ってくるそうです。印象はまさになまはげ。
(金棒は風船だそうでした。※先生談)

鬼は二人現れたそうで子供たちは泣き叫んで逃げるとのこと。ただ男の子たちは果敢に鬼に対峙して、豆をぶつけて攻撃します。女の子たちはバリアができるゾーンに隠れて鬼が去るのを待ったりするそうです。

しかし、大人には大人なりの事情があります。鬼が来訪がいかに突然とは言えども、お昼寝の時や食事の時ではないでしょう。ただ、子供にとっては「今から来ます」と予告されての登場でなければとにかく突然に思え怖いそうです。なるほど。

今年はどうだったの

節分の朝はアンニュイなため息とともに仲良しの女の子と「もう帰りたい」「やだよねー」とガールズトークをしてた娘。ちなみに節分当日は鬼とペアルックのようなトラ柄にも見えるボーダーを着て臨みました。鬼の仲間と思ってもらう作戦なのかも知れません。何とか今年は泣かずにやり過ごしたようでしたが、担任の先生からは「娘ちゃんはかなりこわがっていました」と報告を受けました。

家に帰ると「泣かなかった」とドヤ顔をしていました。「お友達は泣いたから助けてあげたんだよー」などなど武勇伝を披露していましたが、かなり怖がったみたいです。

そんな本気の豆まき会はどうなの?

娘が保育園に珍しく行きたくないと発言するくらい怖いらしい本気の豆まき会はどうなのか。本来、保育園とは保護者が働くやすいように作られた、楽しくて安心できる場所であるはずです。そんな場所での本気の節分についてみなさんはどう思いますか?私は「ま、いいんじゃないかな」と思います。

本気で怖いイベントがあったことが後々保育園生活でのいい思い出になると思います。仲良しなお友達と助け合って逃げたということも印象に残るでしょう。節分の日、なだめてすかしてあの手この手で保育園に登園してもらいましたから、親としては少し苦労しましたけど。

何かに夢中になったり色々経験することは大切と思います。

怖がる子供もまた良い

鬼登場を再現する子供

我が家では、娘に鬼が登場した時の表情を何度も再現してもらって楽しみました。イベントのことを家庭で話題にすると盛り上がりますね。子供には何にでも前向きな気持ちで立ち向かってもらいたいです。また自分も前向きにがむしゃらに生きたいものです。

日記的な記事になりましたが、駄文の上、下手な絵まで恥ずかしげもなく載せました。失礼しました。これからも載せます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。明日も良い1日をお過ごしください。