六花亭はマルセイバターサンドだけじゃない【ザ・マルセイと大平原】を食べた感想

2021年3月31日

六花亭のお菓子(ザ・マルセイ、大平原)が美味しかったことを書いています。こんにちは。仙台に生まれてからずっと住んでいるおやつ大好きコカム(@orangecocam)です。六花亭と言えばバターサンドが何と言っても有名です。しかしバターサンド以外にたいへん心に残る美味しさの大平原というお菓子を見つけました。

もともと私のお世話になっていた上司が北海道出身だったため北海道の名産を数々教えてもらいました。今回は六花亭のバターサンドとマルセイシリーズ、大平原を食べた感動を書いています。今、北海道のお菓子をお取り寄せしたいと考えている方、旅行にはいけないけどいつか六花亭を訪れたい方、ぜひ参考にしてください。いざ!六花亭!

六花亭とは【調べてみました】

六花亭(六花亭製菓)は北海道帯広の製菓メーカーです。創業は1933年(昭和8年)、前進の札幌千秋という名前でスタートしました。現在の六花亭製菓と改名したのは1977年(昭和52年)、改名記念に発売したマルセイバターサンドがヒットし販路の拡大に繋がりました。六花亭のお菓子は北海道の人を始め、全国各地で愛されています。

六花亭はポケットマネーで購入できる普段着のおやつを目指しているとのこと。また文化活動にも積極的で、美術館や図書館も運営、地域に根ざした会社です。私が驚いたのは六花亭がホワイトチョコレートを日本で初めて発売したことでした。知れば知るほど北海道帯広の六花亭にいつか行ってみたいと感じました。(wikipediaと公式ホームベージを参考にしました。)

北海道の花が描かれた包み紙です。ああ六花亭好きです。

マルセイってなんのこと?調べてみました

マルセイバターサンドのマルセイって何だろう?六花亭とどう関係があるか、気になった方はいませんか。私はマルセイがバターサンドを使っているメーカーなのか?と思いましたが違います。マルセイというのは十勝で初めて一般発売されたバターの名前でした。その功績を讃えて六花亭がバターサンドを発売した際、マルセイバターから名前を貰ってつけたそうです。

マルセイと名のつくお菓子のラインナップはバターサンド・バターケーキ・バターキャラメル・バタービスケットです。北海道の地域を大切にし、大地の恵から良いお菓子を作りたい。六花亭さんの気持ちが伝わるエピソードです。

マルセイとはの中にの字を入れたもので、依田勉三の興した晩成社(依田牧場)が1905年(明治38年)に北海道で初めて商品化したバターのことである(当時の表記はマルセイバタ)[3][4]。マルセイバターサンドの包装は 発売当時のマルセイバターのラベルを復刻・再デザインしているため、レトロな外観を持つ

wikipediaマルセイバターサンドより引用

ザ・マルセイをセットで頼んでみた【体験談】

嬉しいザ・マルセイのセットです

六花亭の看板を背負っているザ・マルセイを取り寄せしてみました。バターサンド5個、バターケーキ4個、ビスケット4枚、キャラメル6個のセットです。これで税込2100円です。私はホワイトデーのお返しと一緒に楽天市場で購入しました。

六花亭バターサンドは逸品

カロリー168kcal
内容量標準35g
税込価格520円(4個入) 680円(5個入) 1,350円(10個入) 2160円(16個入)
主な原料バター・小麦粉・レーズン・砂糖・乳加工品(生乳・砂糖)
ココアバター・卵・アーモンド粉末・ラム酒・リキュール・ブランデー・食塩 他
賞味期限25℃以下の場所で9日〜10日

六花亭と言えば代表のお菓子はマルセイバターサンドです。バターサンドと初めて出会ったとき高級そうな銀色の包みとパッケージのレトロなデザインが気になりました。知らない人はいないと思いますが、厚手のビスケットにラムレーズンと濃厚バタークリームが挟まれているお菓子です。

世に出回る幾多のレーズンサンドより六花亭のバターサンドは濃くて美味しいです。バタークリームにはホワイトチョコが隠し味で入っているためより深い味わいです。ビスケットの柔らかさと中のクリームの滑らかさが良いハーモニーを奏でます。ラムレーズン好きの方の心の中の殿堂入り間違いなしです。夏場は冷蔵庫で冷やして食べても美味しいです。

クリームぎっしりマルセイバターサンド

現在のパッケージは開け口がピリピリと破るタイプになっています。昔は銀紙が折りたたんで糊づけされていたタイプの包みだったなと思い出しました。旧パッケージも懐かしいです。注意点は賞味期限が10日くらいと短いことです。北海道から到着した時点では本州だと残り1週間くらいに。新鮮なうちに食べ切りましょう。差し上げる場合も日付を考え、相手の方が受け取れる時間を選ぶなど工夫が必要です。

他には美味しい高野フルーツチョコについても書いています。

仙台の喜久福と静岡の鞠福を比べてみました。

バターサンドのビスケットだけもあります【マルセイバタービスケット】

カロリー50kcal
内容量標準9g
価格税込640円(12枚入)
原材料小麦粉・バター・砂糖・アーモンド粉・卵・ラム酒
ブランデー・食塩
賞味期限約40日間

バターサンドのクッキーのみも販売しています。こちらはクリームを挟んでいないためサクサクの歯ごたえです。ビスケットというより芳醇な味わいがサブレーみたいですが、サイズは小ぶり、カロリーも50kcalです。罪悪感なく食べられますよね。ビスケットに書いてある文字が気になったので調べてみました。

ビスケットに書いてある文字は晩成合資會社之印です。晩成合合資会社(晩成社)はマルセイバターを作った十勝の会社の名前です。晩成社を興した依田勉三に尊敬の意を込めて六花亭ではバタービスケットに会社名を入れたものと思われます。北海道の開拓の歴史を思って六花亭さんは数々のお菓子を作っているのですね。

マルセイバターケーキ

綺麗な断面です
カロリー150kcal
内容量標準33g
税込価格520円(4個入) 700円(5個入) 1370円(10個入)
原材料バター・砂糖・小麦粉・水飴・アーモンド粉末
カカオマス・生クリーム・ココアバター・食塩・乳加工品・バニラビーンズ
賞味期限25℃の涼しい場所で14日〜15日

六花亭にはバターサンドと同じ模様のパッケージでバターケーキがあります。黄色くて優しい色でふわんとした口どけ。ココアクリームが挟んであります。甘すぎず上品な味わいでした。強いコーヒーより紅茶が合うかも知れません。バターサンドしか知らないという本州の人にぜひバターサンドと一緒に送りたいお菓子です。

マルセイバターキャラメル

カロリー112kcal
内容量標準20g
税込価格640円(3粒x8袋入)
原材料砂糖・バター・生クリーム・大豆
小麦粉・アーモンド・クリームパウダー(乳製品)・クリームチーズ他
賞味期限25℃の涼しい場所で20日

マルセイバターキャラメルはバターたっぷりキャラメルにアーモンドが抱き込んであります。甘ったるくなくて味が良い、そして歯につかない噛んで食べるタイプのキャラメルです。「キャラメル好きだけど、歯が悪くて。詰め物取れないかな?」と不安な方にもぜひ。安心の六花亭さんの名品で今までキャラメルを諦めてきた人、存分に味わってくださいね。(私も存分にキャラメル楽しみました。)

大平原の美味しさにノックアウト

カロリー177kcal
内容量標準38g
税込価格500円(4個入) 800円(6個入)
原材料バター・卵・砂糖・小麦粉・生クリーム・みりん他
賞味期限10日〜11日

私ごとですが感動するほど美味しいと感じたお菓子は大平原です。六花亭なのにマルセイの名前がついていませんが大平原、群を抜く美味しさです。一言で表現するとマドレーヌの最高峰です。バターの美味しさ、甘さ、ケーキの食感が絶妙。食感は柔らかすぎず、硬すぎずいい塩梅です。

手のひらより一回り小さいくらいのサイズですが、しっかり食べた感がします。至極シンプルな材料、何も入っていない焼き菓子がどうしてか心に残る美味しさでした。カロリーはバターサンドを上回る177kcalです。一度も食べたことがない方ぜひ食べてみてください。

トリ先生

大平原の旨さたるや素晴らしい破壊力。
どんなマドレーヌも霞んでしまうほどでした。
六花亭を愛する方ぜひ大平原を手にしてみてください。

めんこい大平原にはチョコ味もある

感動の美味しさ大平原にはミニサイズのめんこい大平原あります。めんこいとは北海道と北東北の方言で「可愛い」の意味です。今回購入しなかったのですが次回必ず買ってみたいです。きっと小さい分サクサクした食感なのではと想像します。
またミニサイズのめんこい大平原に六花亭のチョコをかけためんこい大平原チョコというお菓子も発売されています。チョコでお化粧したマドレーヌの最高峰。絶対美味しいはずですよね。また次回必ず買います。


六花亭 めんこい大平原 100g

六花亭おすすめです

六花亭のザ・マルセイセットと大平原を食べてみた感想でした。大満足、ごちそうさまです。ぜひ六花亭のお菓子の美味しさを感じてもらえたら幸いです。旅行にはなかなか出られず、各地の物産展にも出かけにくいコロナ禍の今、美味しい六花亭のお取り寄せはいかがでしょうか。

オレンジコカムの日々では当たり前の毎日をちょっと楽しくをモットーに食べてみたおすすめの食品やトレーニンググッズなどについて書いています。またお越し頂けたら嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。