ナッツアレルギー体験談【症状・種類】について
我が家の子供はナッツアレルギーで
アナフィラキシー症状を2度起こしています。
子供の食物アレルギーで悩んだことがある方、きっと多いのではないのでしょうか。我が家の子供は重い食物アレルギーがあります。「ナッツアレルギー体験談」では私と娘(7歳)がアレルギーについて悩んできた体験談を書きます。同じ症状で悩む方のために参考になることがあれば幸いです。
✅ナッツアレルギーで体験したことをお伝えします。
※個人の体験ですのでアレルギー症状に悩む方は医師にご相談ください。
判らなかったナッツアレルギー
娘とアレルギーは産まれてからの付き合いです。娘は0歳にアレルギーで救急病院を受診していました。
<0歳のとき>
母乳とアレルギー対応ミルクを半々で飲んでいた娘ですが、たまたまミルクが切れたタイミングで通常のミルクの試供品をあげてみました。(後に完母に移行)
乳成分のミルクを初めて口にした娘の顔はみるみる赤くなり、目が腫れ始めました。その様子に驚いて、診療時間外だったので#8000(小児救急電話相談)に電話しました。すると「乳アレルギーでは」と言われ急いで救急病院を訪れ、点滴をしてもらいました。これが我が家と娘のアレルギーについての戦いの始まりです。
アレルギー検査を受ける
娘に乳アレルギーがあることは症状から明らかでしたが、保育園でアレルゲン物質除去食の対応をしてもらうためには採血してアレルギー検査を受け、結果を提出しなくてはなりませんでした。赤ちゃんの採血は細い腕からしなくてはならず、小児科医が不足している救急病院ではしてくれませんでした。後日、赤ちゃんのアレルギー検査に対応してくれる病院を探すのがたいへんでした。
何より小さい赤ちゃんの採血は
可哀想で胸が痛みました。
アレルギー検査結果に驚く
娘は乳だけでなく、他にもたくさんのアレルギーを持っていました。卵アレルギーが重く、ハウスダストもだめだったこと。ただショックを受けました。親の体質が遺伝してしまったのかと残念に思い、どこか自分を責める気持ちになりました。また、これからどうしたら大丈夫なのか不安に思いました。
【娘がアレルギー検査でひっかかったもの】
(クラス5)・ハウスダスト・ヤケヒョウダニ
(クラス4)・卵白・オボノコイド
(クラス3)・小麦・乳
(クラス2)・米・サケ
離乳食は慎重に
娘の離乳食開始は慎重に進めました。野菜中心に食べさせている分には問題が出ず、2歳くらいまで順調に育ちました。かかりつけ医のアドバイスで牛乳も少量から飲めるようになっていきました。
先生からのアドバイスで、アレルギーだと判明している食品でも子供が食べたい物なら「家庭で様子を見て食べる練習をしてみて」とアドバイスをいただきました。アレルギーの症状がでるのは心配でしたが、前向きに行動すれば将来食べられるものが増えていく気がしていました。これからアレルギー症状とうまく付き合える気がしていたのですが・・・。
晴天の霹靂【マカダミアナッツ】
アーモンド入りのお菓子も食べたことがあり特に問題なかったので油断をしていたかもしれません。(ここが盲点でした。)ある日娘が一欠片マカダミアナッツを口にした時体調が急変しました。
娘の急な体調不良
マカダミアナッツを口に入れて数分した時、娘が咳き込みました。そして鼻水も出始めます。「風邪かな?」とのんきに思っている時に夫が別室から来て「アレルギーなんじゃない!?」と言いました。その言葉を皮切りに娘のまぶたがみるみるうちに腫れ上がり、唇には水泡が出だしました。
「!!!!!」たいへんな事態だと理解した私は、夫と緊急で見てくれるお医者さんへ駆け込みました。どんどん咳き込みが酷くぜいぜい言うようになり、全身が蕁麻疹で真っ赤になりました。
娘は、急に体調が悪くなったことに驚き、ハイになったのか拙い言葉でおしゃべりしていました。一生懸命元気にすれば、具合が治ると思っているかのように見え、胸が締め付けられました。もっと調子が悪くなるとただ泣きながら、咳き込んでいました。「大丈夫だよ・・・」と繰り返し唱え娘を抱きしめました。祈るような気持ちで受診を待ちました。
急患で点滴をしてもらい治る
幸いにしてすぐに診察をしてもらえ、数時間点滴をしてもらい快癒しました。調子がよくなった様子を確かめてからゼリーを食べさせたら嘔吐しました。今思うと遅れてきたアレルギーの症状なのか、胃が過敏になっていたのかもしれません。
しかし、アレルギーは治ってしまうと全く何事もなかったかのようになります。苦しそうな様子が嘘のように治ることにも驚きを隠せませんでした。「アレルギーは怖い」実感しました。
ナッツは色々な科に分けられる
科目 | 名前 |
マメ科 | ピーナッツ |
バラ科 | アーモンド |
ウルシ科 | カシューナッツ、ピスタチオ |
ヤシ科 | ココナッツ |
ナッツはそれぞれ違う科に属しています。代表的なナッツを見るだけでもすべて科が異なるため、初めて摂取するナッツは子供がアレルギー症状を起こさないか慎重に観察する必要があります。
マカダミアはウルシ科に属しているため同じ科のカシューナッツも避けていたのですが、インドカレー店で食事をした時再びアナフィラキシーショックの症状になりました。)他にもカシューナッツは中華料理の炒めものにもよく使われています。マカダミアナッツよりもカシューナッツにしっかり注意しなくてはならないと思いました。
アレルギー体質だと判明しているお子さんには
しばらくナッツを食べさせない選択もアリかも!
ナッツアレルギーの対策って?
ナッツアレルギーは大人になっても完全に治ることが少ないと小児科の先生から聞きました。確実な対策はナッツを食べないこと。子供も自らのアレルギーをよく理解すること。自分から食べられない食物のことを人に話せるようにと教えています。
現在小学生になって
現在、娘は小学生になり元気に学校に通っています。小学校でも給食にナッツが出ることがあるため、事前に親が毎月献立表をチェックしています。カシューナッツが給食に出る時は代替えのおかずを持たせ、対応しています。
正直、学校で人と違うことをするのは少し勇気が要るかもしれません。しかし初めが肝心です。これから大きくなっても堂々と自分のアレルギーと向き合って行ってほしいです。
まだまだこれから娘のアレルギーとの戦いは長いです。
色々と工夫をして付き合っていきます。
終わりに
いかがでしたか?ナッツアレルギーの記事でした。またいずれアレルギーについての体験談や、経過を書いていけたらと思います。
※本記事の体験は個人的なものです。アレルギーについて不安なことはかかりつけの医療機関にご相談ください。
オレンジコカムの日々では、健康についての悩みや、お菓子のこと、やってみたことについて書いています。またご縁があり当ブログにお越しいただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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